ヴィカタが妖怪だったら人間から妖怪へと堕ちた存在です。耳が鋭く尖っています。草花が体から生えています。目が見えません。森の奥深くに住んでいます。別の種族の妖怪と恋に落ちます。  http://shindanmaker.com/229738

「ラルアにおれの目をあげようと思ったんだけどいらないって言われて、こっちは嫌なのかなってもう片方のをあげようとしたんだけど、怒られちゃった…。でも受け取ってくれたからおれ嬉しい!」っていう系統のたちの悪い
 ラルアが妖怪だったら人間から妖怪へと堕ちた存在です。鹿の角が生えています。草花が体から生えています。緑色の瞳です。古寺に住み着いています。陰陽師と恋に落ちます。  http://shindanmaker.com/229738 
ラルア君は山神っぽかった。ヴィカタは自分の体からはえる花をラルアくんに食べさせちゃう感じでそれが ヴィカタの命みたいな

カラバが妖怪だったら一族の頭領です。爪が鋭く尖っています。肌が白く体温は低いです。緑色の瞳です。古寺に住み着いています。陰陽師に恋をします。http://shindanmaker.com/229738 
この陰陽師を自覚なく殺してしまって今もぼんやり待ってるけど来ないっていうでも割とふっきれてるけど引きずってるみたいなヒューヴィさんが

 ヒューヴィが妖怪だったら妖怪と人間のハーフです。鬼の角が生えています。草花が体から生えています。真っ赤な瞳です。薬売りとして全国を放浪中。別の種族の妖怪と恋に落ちます。  http://shindanmaker.com/229738  
鬼だったのでヒューヴィさんと新しい人生を歩んだらいいとおもいます。

ヴィカタが妖怪だったら人間から妖怪へと堕ちた存在です。耳が鋭く尖っています。草花が体から生えています。目が見えません。森の奥深くに住んでいます。別の種族の妖怪と恋に落ちます。  http://shindanmaker.com/229738

「ラルアにおれの目をあげようと思ったんだけどいらないって言われて、こっちは嫌なのかなってもう片方のをあげようとしたんだけど、怒られちゃった。でも受け取ってくれたからおれ嬉しい!」っていう系統のたちの悪い


 ラルアが妖怪だったら人間から妖怪へと堕ちた存在です。鹿の角が生えています。草花が体から生えています。緑色の瞳です。古寺に住み着いています。陰陽師と恋に落ちます。  http://shindanmaker.com/229738 

ラルア君は山神っぽかった。
ヴィカタは自分の体からはえる花をラルアくんに食べさせちゃう感じでそれが ヴィカタの命みたいな

カラバが妖怪だったら一族の頭領です。爪が鋭く尖っています。肌が白く体温は低いです。緑色の瞳です。古寺に住み着いています。陰陽師に恋をします。http://shindanmaker.com/229738 

この陰陽師を自覚なく殺してしまって今もぼんやり待ってるけど来ないっていう
でも割とふっきれてるけど引きずってるみたいな


ヒューヴィさんが


 ヒューヴィが妖怪だったら妖怪と人間のハーフです。鬼の角が生えています。草花が体から生えています。真っ赤な瞳です。薬売りとして全国を放浪中。別の種族の妖怪と恋に落ちます。  http://shindanmaker.com/229738  

鬼だったのでヒューヴィさんと新しい人生を歩んだらいいとおもいます。

キスの日

キスの日

お菓子の家のつづき

「これでは細すぎる」

お菓子の家の主はヒューヴィの腕を掴んでそう言った。
ヒューヴィは痩せぎすではないが、日々雑事や仕事やそのほか色々な事を自分で背負ってたからかふっくらと美味しい、といった肉付きでもなかった。
「俺はもう少し太った方が好き」
そう言って、鍵の束を片手に奥の部屋へと入っていった。

お菓子の家は外からは小さく見えたが中に入るとごく普通の、適度に広い家だった。
木のテーブルがあり水場があり、ヒューヴィの家と大差なく見える。
壁は菓子類ではなく普通に木材で、叩いてみたがこんこんと聞き慣れた音だけを返した。
家の主は半分はふつうでもう半分はばけものだった。
上半身を評すれば鈍い金色の髪をした男でとくに取り立てて目立つような顔ではなかったが、腰から下に脚はなく乳白色のうろこで覆われ蛇のような、いや、蛇男にしても長過ぎる尻尾をはやしている。
頭から飲まれるのだろうなあとヒューヴィはぼんやり思っていたが細いと文句を垂れて家の奥に行かれてしまい手持ち無沙汰にぼうっと立っていた。
獲物の貧弱さに気を悪くしたのかとヒューヴィは考えたが、主は予想外に早く戻ってきた。
手には湯気の立った食事を載せた盆を抱えている。

「食べて」
今の短時間で作ったのだろうか、または既に出来ていたのだろうか、と一瞬だけいぶかしんだが出来立ての食事の香りに腹の虫が答えるように鳴り、ヒューヴィはテーブルへとついた。
焼いた鴨肉にそらまめのポタージュ、瑞々しいくだものや小麦のパンもあった。
ヒューヴィが食事にかぶりつくと主は興味があるのか無いのか、つまらなさそうな目でそれをじいっと見ていた。

「お前は食べないの?あ、もしかして、これお前の?」
「ちがうよ。俺はそういうのはいらない。・・・おいしい?」
「うん!」
「変な子」
「でも、肉、久しぶりにこんなに食べた」
「おかわりいる?」
「大丈夫」
「そ、これから毎日その位の量は食べて貰うからね」
「太ったら俺を食うのか?」
「そう」
「どれくらい?」
「さあ・・・俺好みの肉付きになるまで。でも脂肪びっちりは困るよ」
「1日2日じゃそう太らないと思うぞ」
「俺はそこまで気は短くない」
「うーん、じゃあ、太るまで下働きでもするよ」
「そう?運動して痩せるつもり?」
「違う。タダ飯もなんだし・・・」
「変な子」
「なあ、俺はヒューヴィ。お前は?」
「・・・・・・カラバ」
「宜しくな」
「変な子だなー」

ヒューヴィは笑い、また食事を口に運ぶ。
カラバは柱にもたれ掛かり、しゅるしゅると尾を動かした。

スーツというおだいだった

スーツというおだいだった

この中で非処女は何人でしょう

この中で非処女は何人でしょう

ラルアが革紐で繋ぎ首から下げているのは銀で出来た指輪である。
表側は磨き途中のただのくすんだ銀の輪だが、裏に細かい装飾が施されている。
星と狼と幾つかの文字を図案化したもので魔力こそ籠もっていないが守りの意図で刻まれている。
それはヴィカタが作り、ラルアに約束として贈ったもので今のラルアには大きすぎて指から抜ける。
昔の、二十の背格好の頃のラルアに合わせた指輪だ。

と、ラルアは思っている。
だが実の所「昔の」ラルアの指でも抜けるほどの、それこそ指の節がラルアよりも太いヴィカタでも難なく入るほどに作っている。
指輪を詰めるのであればどこかを切って抜かなくてはならない。
しかしそうすると、内側の彫りが崩れてしまう。
そのまま嵌めたのでは指から落ちる。
ヴィカタは元より約束を叶える気がなかった。
ラルアが指輪を受け取り、了承しただけで満足していた。

ラルアはたまにその指輪を指に通し、じっと見ている。
指輪は成長途中の細い中指に空回りし、鈍く薄汚れたそれは鉄くずのようだった。
「ラルア、それ、捨てていい」
それを聞くとラルアは眉根を顰めヴィカタを睨む。
「アホか。俺が貰ったんだから俺の好きにする」
ラルアはここ暫くで随分背が伸びた。去年の服が殆ど入らなくなり以前は並べばヴィカタの胸にやっと届く位だったのに、今では肩に近い。
ほんの少し前まで少年のあどけなさの残る顔立ちをしていたのに、たまにひどく大人びて見える。
ラルアは指輪を元の通りに革紐に通し首から下げるとヴィカタの横に腰掛け、肩にもたれ掛かり目を閉じた。
「今15だ」
「うん」
「・・・本当は23な」
「ちがう」
「ちがわ・・・ああ、もうじゃあいい。でももうすぐ16だ」
「うん」
「見た目は殆ど戻ったろ」
「昔のラルアは20だった」
「お前が、今の俺を15だって言うんならお前が好きな俺は12だったよ」
「・・・20だった」
ラルアはひとつため息をついてヴィカタの手を握った。
そして一言 寝る、とだけ言ってそのまま体を預けた。
本当に眠ったのか、寝たふりをしているのかはヴィカタには解らなかったがぼんやりと浅く呼吸をするラルアを見つめていた。
ラルアの胸元で揺れる指輪を見て、それを嬉しく思いながらもいつもそれを引きちぎってどこかへ捨ててしまいたいと思っている。
今もそれをすぐにでも火にくべてしまいたい。
それをするとおそらくラルアは傷つくだろう。怒るかもしれない。
今でも指輪を受け取ったラルアの顔を鮮明に思い出せる。
その時のように幸福にしたいと思いながら指輪を壊したらどんな顔で泣くのだろうかと考えている。
ヴィカタは、溢れるほどに満ちているが同時に食い殺しそうなほどに飢えている。

「じゃあ、これ、二日分の報酬の半分ね。あとの半金は報酬制」
カラバは何枚かの銀貨をヒューヴィに握らせた。
「仕事はなんだ?荷運びとか、雑用とか・・・武装はいるか」
「いらないよ。朝も急がないからゆっくりご飯食べていこう」
ヒューヴィは怪訝な顔をしてパンを齧った。
昼から、とか夕方から、とかそう言われれば解る。
しかしただ「急がない」というのはどういう事だろうか。
「ヒュー君、お昼は何が食べたい?」

朝食を摂った二人は大通りを歩いていた。
ヒューヴィはしきりにまだ行かなくていいのか、とか何の仕事なんだ、とカラバに質問を浴びせていたが
カラバは平気な顔をして出店を覗いたりしている。
「おまえな、仕事だろ。真面目にしろよ。内容くらい教えてもいいだろ」
「君ほんとにばかじゃないの」
そう言うとヒューヴィの手をぐいと掴んだ。
「今日の雇い主は俺なの」
ヒューヴィは言葉の意味を飲み込めなかった。
「なんだって?」
「今日は俺と出かけるのが仕事。君、こうでもしないと時間を作らないでしょ」
「え、あの」
「手は繋いでもいい?」

そのまま二人で店を回った。はちみつの香りがする揚げ菓子を買った、香辛料の店で幾つか(おそらく薬の材料を)買った、貴金属の店を冷やかして、カラバは指のサイズを訪ねたがヒューヴィは解らないと答えた、古書の店で少し本を漁り、昼食には魚を食べた。食事を終えると給仕がケーキが幾つか乗った皿持ってきて、デザートを勧めるのでカラバは全部と言って、ヒューヴィに渡した。午後は広場で大道芸を見て、また幾つか店を回り、たまにお茶を飲んだり、話したりした。
手は大抵繋いでいた。

「ヒュー君、夜は何食べたい?」
「作るよ、それか、俺が出す」
「だめだよ、今日は俺の言う事聞いて働かないのが仕事」
「でも」
「でもじゃない」
「じゃあ、カラバが何か作ったものが食べたい」
「いいよ、なんでもいい?」
「なんでもいい」
食料品を少しだけ買い込み二人は部屋に戻った。
部屋の扉を開いて潜るとカラバはそれまで繋いでいた手をするりと解いた。
ただ手を離しただけなのだが、ヒューヴィは何か落としたような感覚がして今し方解いた手をじいっと見つめていた。

「じゃあ、あとご飯食べてこれで終わり。お疲れさま」
「あと1日の約束だったろ」
「明日は1日中休むのが俺の依頼」
「・・・・・・・・・」
「はい、これ、残りの半金ね」
「要らない」
「じゃあ、ご飯作ってしまうね。座って待っていて」
「なあ」
「今日は一日楽しかったよ、ありがとう」

イマヌエル・デュマ(エール)

イマヌエル・デュマ(エール)